自宅内環境仮想化その3

NEC「得選街」


自宅内の環境をVMWare ESXiで仮想化して少し困ったのが以下の2点。
1.音が出ない(ゲストOSにクライアントコンソールから接続した場合。)
2.一度仮想化するとフィジカル環境へ戻せない?


「1.音が出ない」だが、我が家で仮想化したのは、主にクライアント環境である。そのため音が出ないのは少し困った。
VMWareは主にサーバー仮想化を目的にしていると思われるので、VMware vSphere ClientのコンソールではゲストOSの音をクライアントデバイスから出すような機能は無い模様。。(DVD/CDドライブはクライアントデバイス使えるのに。。)
色々と調べたところ、回避方法(音を出す方法)として一番簡単なのは、WindosOSであればクライアントからリモートデスクトップでゲストOSにつなぐことのようだ。
この方法、確かに音は出るが、完璧ではない。。うちの環境ではかなり音が飛ぶ。Windowsのクリック音のような情報量が少ない音は問題なく出るが、少し情報量が多いと思われるような音は結構音飛びする。。(ほかにもっといい方法ないかな?)


「2.一度仮想化するとフィジカル環境へ戻せない?」だが、VMWareの無償コンバータであるvCenter ConverterはP2Vしか行えない。
仮想化した環境をフィジカルの環境に戻すことは無いとは思うけれど、やはりV2Pもできるほうが安心。
こちらも色々調べてみたが、一番簡単だと思われる方法は、V2Pに対応しているイメージバックアップソフトを導入することのようだ。
個人的に今試しているは、ShadowProtect Desktop Editionというソフト。
このソフト、V2PのみならずV2V、P2VP2Pと色々なパターンのバックアップ/リストアに対応している模様。(というより、ハードウェアに依存しないイメージバックアップ/リストアが行えるソフトみたい。)
さらに、VMWareをサポートしてることを公言しているので心強い。
有償ソフトだけど他の仮想化対応イメージバックアップソフトと比べれば、お手ごろ価格(約5000円)と思われる。

現在試用中で、まだゲストOSのイメージバックアップを取ったのみだけど、TrueImageに似たユーザーフレンドリーなインターフェースで使いやすいし、イメージ作成時間は結構速いと感じた。
今後、機会があればこのソフトでV2Pを試してみたい。